こんにちは。
リタルダンドのchiakiです。
ヴィパッサナー瞑想についての続きです。
もう①を書いてから1ヶ月以上経ってしまった…。
12月は忙しかったんです。ごめんなさい。
さてさて。今回はヴィパッサナー瞑想に実際に行く方に向けての情報発信です。
必要な持ち物
- ・シーツ、布団カバー、枕カバー(レンタル可500円)
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枕カバーは大きめのものを準備。レンタルする場合は3点セットで500円。どれか1枚だけでも500円かかります。
必ずこの3点セットは必要になります。自分はシーツなど必要ないなどは言えません。自分が必要ないのではなく、貸してくださる協会が必要としています。
- ・着替え 瞑想用の洋服とパジャマ
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瞑想用の服はシャカシャカと音が出ないこと、露出がないことが条件になっています。
自分の事だけではなく、他の参加者への配慮ある服装をするよう注意されます 。 私が参加した時は下駄を履いた人がいました。下駄は歩くたびにカタカタと音がなるので控えた方が良いと思います。 長く座禅を組むので、柔らかい素材が最適です。約2週間の間で気温もかなり変化しますから、薄手のものと厚手のものなど温度調節できるようにしておくと良いと思います。 私は瞑想用とパジャマは別にしていました。服を変える事で瞑想とお休みの切り替えになったと思います。
瞑想センターでは洗濯もできます。洗濯は手洗いで脱水だけ機械を使えます。私は3日に1回のペースで洗濯をしていました。 ハンガーは瞑想センターにあるので用意をする必要はありません。自分のを用意しても勝手に使われます。使われても喋る事が出来ないので自分のだと主張もできません。 洗剤は瞑想センターの忘れ物入れに入っているのを私は拝借しました。 - ・下着
- 洗濯をどのぐらいの頻度で行うかによります。必要な枚数を持って行きましょう。
- ・タオル類
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手拭きタオルとシャワーの後に使う体を拭くタオルが必要です。
私は2日目のシャワーの時にタオルを持って入るのを忘れ、どうしよう!!となったのですが、ミニバッグに手拭き用に手ぬぐいが1枚入っていたのに救われました。 そして手ぬぐいは髪の毛・体を拭くのに十分だと知りました。手ぬぐいだとすぐ乾くし、洗うのも楽なので次回また参加する時はフェイスタオルは持って行かずに手ぬぐいを持っていくと思います。
- ・洗面用具
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シャンプー、リンス、石鹸は各自で用意が必要です。忘れ物ケースにもたくさん入っていたので忘れた人は使えると思います。
化粧水や乳液、日焼け止めなども持参して下さい。 メイク道具も最終日には必要ですね。瞑想中は誰も見てないのでメイクの必要はないです。でもメイクしている人もいたかなぁ。 - ・長靴
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一応持って行きましたが、使用せず。
瞑想センターにもあるけれど、私は共用の長靴はちょっと嫌で使いませんでした。
梅雨時期などは必須アイテムです。ぬかるみがすごいのでお気に入りの普通の靴では行かない方が良いです。 - ・折りたたみ傘
- 必要です。瞑想センターにも何本かありますが、自分のものがあると安心です。
- ・サンダル
- 持って行って良かったです。宿泊棟から瞑想センターなど行き来する時にサンダルやツッカケがあるとスムーズに動けます。
- ・懐中電灯
- 必須です。夜は懐中電灯なしでは歩けません。暗すぎるので星空はとっても綺麗ですよ!
- ・目覚まし時計
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私は必要でしたが夫は持って行きませんでした。
朝4時の起床の時には鐘が鳴って知らせてくれます。その他の瞑想の始まり・終わりも全て鐘の音です。 途中で何時か知りたい人、4時前に起きて準備をしたい人は持って行きましょう。
その他あると便利な物はミニバッグ、マイボトルくらいです。
真夏は虫除けや痒み止めなどが必要かも。
薬は持って来た薬を初日に申告する必要があります。私は妊娠中だったためサプリと処方された下剤を持っていました。
特に取り上げられるわけではないと思います。
茂原駅からダンマーディッチャへ
茂原駅…ご飯を食べる所はヴィドフランスかロッテリアくらいです。駅前にセブンイレブンがあったなぁ。
茂原駅からバスに乗りますが、ほとんどヴィパッサナー瞑想へ行く人たちが乗車します。
間に合うように行くには14:00発もしくは15:30発のバスに乗るよう指示されています。
私は混み合うのが嫌で14:00発に乗車しました。それでも小さなバスは一杯です。
ほとんどの人は座れていましたが、荷物がみんな多いので抱えながら座るのも大変です。
注意!! このバスは両替が出来ないのでお金をくずしてから乗車して下さい。ICカードも使えません。
睦沢中央公民館で下車すると奉仕の方が車で迎えてくれます。
レディーファーストで送ってくれました。
ちなみに、15:30発に乗った方の話を聞くと、バスの中は鮨詰め状態でかなり大変だったそうです。
睦沢中央公民館からダンマーディッチャまでも送迎の車がピストン運転してくれていますが、乗れる人数は少ないので
荷物だけ持って行ってもらい、20分くらいかけて歩いたそうです。
15:30発は私としては過酷…
と思いましたが14:00発だと開始まで長い時間をやることもなく過ごすことになるので、それはそれでヒマなわけです。
のんびり過ごせたのはいいですけどね。
受付と講話
17:00位になるとやっと受付が始まります。
コースマネージャーに宿泊場所(ベッドの番号)、瞑想センターで座る場所を教えられ、貴重品や携帯電話、アクセサリーなど瞑想に必要のないものは全て預けることになります。
初めての生徒はドミトリータイプのだだっ広い部屋にベッドがずらっと並んだ部屋へ案内され、古い生徒は個室のある棟になるようです。
コースを途中で辞めないこと、規律を守ることを改めて書面で確認し、それを守ることにサインします。
案内を受けた人から自分のベッドへ行き、ベッドメイクや荷ほどきをします。
そしてまた食堂へ行き、カレーが振舞われました。
クミンの効いたインド風の豆カレー。美味です。
そしてコース参加の注意事項や質問の受付、奉仕の方のご紹介、施設の案内などがされます。
最後に瞑想センターに全員が集まり、ようやっとゴエンカ氏の講話が始まります。
これから続く10日間の瞑想の後には毎日、ゴエンカ氏の講話を聞くことになります。
その講話の第1回目です。
ヴィパッサナー瞑想とは何なのか…悟りを得るとは…宗教とヴィパッサナー瞑想は何が違うのか…
瞑想という実践をするだけでなく講話を聞き、考え、知識を得ることの大切さなどが最初に説かれます。
特に「真理」と「道」については、これから続く10日間の瞑想という大変な作業をやり抜くために必要なお話だと思います。
ただ知識を得るだけでもダメ、ただ実践を積み重ねるだけでもダメ。悟りを得るには教えを聞き、知識を得、実践を行う事の大切さを説かれます。
そして盲目的に瞑想をするのではないことも講話で仰られています。
最後に明日、1日目の朝4:30から始まる瞑想でするべき事、瞑想の方法をレクチャーされて終了です。
ゴエンカ氏の講話の内容は書籍で出版されています。
ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法-ウィリアム・ハート
ご興味のある方は手に取って読んで見てくださいね。
たくさんの例え話で分かりやすく説明してくれています。
では次回は瞑想開始してからの事をお伝えしますね。