肌ケアは保湿がとても大切です。
保湿のためにはたっぷりの化粧水が必要です。
私は20年、ずっと精油を使った手作りの化粧水を使っています。
スペシャルケアの時にはナチュラルなブランドの化粧水を使うこともありますが、
基本は惜しみなく使えて、自分好みの香りがするハンドメイドがおすすめです。
作り方も簡単だし、費用もリーズナブルです。
ぜひ基本の作り方をマスターしましょう。
手作りアロマ化粧水はシンプルな材料で肌にも安心
手作りの化粧水の材料は3つ。
グリセリン・精製水・精油です。
たった3つだけ。しかも、混ぜるだけです。
これしか入れてないので、肌が敏感肌の方でも安心です。
(超敏感肌の人は精油を入れず、グリセリンとフローラルウォーターを混ぜる方法もありますが、その方法はまた今度。)
手作りアロマ化粧水の材料
【材料】(出来上がり化粧水250ml)
- ・精油 10滴-20滴(今回はラベンダーとティートリーを半分ずつ)
- ・グリセリン 25ml
- ・精製水 225ml
- ・保存ボトル
グリセリンと精製水はドラッグストアで購入できます。
精油は必ずアロマテラピーのお店で購入しましょう。
ネット通販ではまがい物もあります。
肌に使用するものなので、100%ピュアな精油を使用しましょう。
保存容器は100均でも購入できます。
大きめのサイズを作りたい場合はアロマテラピーショップの方が様々なサイズのボトルが揃っていると思います。
手作りアロマ化粧水の作り方
①グリセリンと精油を混ぜる
②グリセリンと精油が混ざったら、精製水を加えて混ぜる
③出来た化粧水をボトルに入れて、ラベルを貼る
アロマ化粧水を作る時に気をつけるのは混ぜる順番。それだけです。
手作りアロマ化粧水は混ぜる順番が大切
精油は油に溶けやすく(親油性)、水に溶けにくい(非親水性)特徴を持っています。
化粧水を作る時には、必ず精製水と精油を繋ぐためにグリセリンを用います。
グリセリンに混ぜてから水を加えるようにして下さい。
それでも上に精油が浮きます。
作った初日は使う前に一度振った方が良いです。
2日目以降は精油が馴染むので必要ありません。
手作りアロマ化粧水の作る時にあると便利な道具
- ・パストリーゼもしくはアルコール(消毒したい方は用意しましょう。)
- ・ビーカー(なくても出来ます。)
- ・かき混ぜ棒もしくはスプーン
手作りアロマ化粧水は自分が使うものです。
気にならなければ、ボトルに順番通りに材料を入れて蓋をして混ぜれば良いのです。
今回は丁寧に作ったのでビーカーを使用していますが、普段はもっと雑に作っています。
手作りアロマ化粧水のレシピ作り・配合のポイント
なぜグリセリンを使うのか、精油を使うのかがわかっていれば
レシピの配合を変えて、自分に合わせた化粧水を作ることが可能です。
手作りアロマ化粧水のレシピ作りのポイント・グリセリン
化粧水の保湿力を決めるのがグリセリンです。
グリセリンと水の配分が大切です。
グリセリンは出来上がり分量の最大10%まで加えられます。
ドライスキンには最大量の10%配合のレシピが良いです。
オイリースキンにはグリセリンの量を5%に留めて、95%を精製水にすると良いでしょう。
手作りアロマ化粧水のレシピ作りのポイント・アルコール
化粧水にアルコールを加えるかは好みです。
ドライスキンの方はアルコールフリーの方が好まれると思います。
アルコールにアレルギーがある人もアルコールフリーのレシピにしましょう。
オイリースキンでアルコールを加えたい人は
グリセリン5%・無水エタノール5%・精製水90%の配合で作ってみてください。
グリセリンと無水エタノールに精油を加えて混ぜてから精製水を加えましょう。
手作りアロマ化粧水のレシピ作りのポイント・精油
精油はアロマテラピー専門店のものを購入しましょう。
アロマオイルと精油(エッセンシャルオイル)は異なります。
アロマオイルは使用しないようにして下さい。
精油は植物から得られる香り成分で、肌への作用も様々です。
刺激の少ない精油もあれば、刺激の強い精油もあります。
まずオススメするのはラベンダーとティーツリーです。
殺菌作用・抗真菌作用・細胞再生作用などがあり、どんな肌の方にも勧められる安全性の高い精油です。
乾燥、ニキビ、オイリーなど様々な肌トラブルに優しく寄り添ってくれる精油です。
どんな精油を加えるかで化粧水の印象が変わります。
肌を引き締めたり、気持ちをクリアにしたければローズマリーやペパーミントを加えると良いでしょう。
女性ホルモンのバランスを整えたければゼラニウムやイランイランを加えると
肌も柔らかく、心も穏やかに導いてくれます。
まとめ
ドラッグストアでグリセリンや精製水を購入すると100mlの化粧水も数百円で作ることができます。
精油は少し値段がするものだけど、芳香浴に利用したり、お風呂に数滴垂らしたり、楽しみ方はたくさんあります。
自分の肌の調子や気分に合わせて、気軽に作って、浴びるように化粧水を使って欲しいと思います。