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【妊娠中のアロマテラピー】妊娠線対策オイルと手作りマッサージオイル

2023/09/05

妊娠中のアロマテラピートリートメントはとってもオススメです。
妊娠中は肌が敏感になって痒みを伴ったり、
だんだん大きくなるお腹に合わせて肌も引っ張られて薄くなります。

肉体的にお腹の重さが背中や肩、骨盤周りへと負担がかかりますし、
精神的に不安定になる日もあるでしょう。

アロマオイルを肌に塗り込み、優しくマッサージする事で
皮膚の不快感が和らぎ、こわばった筋肉の緊張を解放させてくれます
香りは体と気持ちを落ち着ける手助けとなるでしょう。
リタルダンドのマタニティマッサージ

妊娠線ケアは肌ケアだけじゃない。赤ちゃんと触れ合うコミュニケーション

みなさんは妊娠線対策はされていますか?
ケアをしていても、どうしても皮膚がかなり伸ばされてしまうので
妊娠線を絶対に発生させないというのは難しいでしょう。

お腹へのオイルマッサージは妊娠で敏感になった肌を労わるだけではありません。
お母さんの優しい手のあたたかさを、お腹の中の赤ちゃんに伝える時間でもあります。
あなたの手でお腹をさする温もりが赤ちゃんに伝わって、
赤ちゃんのキックやパンチでコミュニケーションが育まれます。

下腹部(へそより下) にオイルはたっぷりと塗り込む

赤ちゃんが大きくなる事で、一番引き伸ばされる皮膚は下腹部です。
おへそより下の下腹部が一番妊娠線が強く出る場所です。

その部分をたっぷりのオイルで保湿してあげましょう。

とにかくたっぷりのオイルが必要です。
ちょびっとではなく、しっかり塗り込んであげて下さい。
痒みがある方はオイルを塗る前に化粧水で水分を補給させてから
オイルを塗ると、より効果的です。

マッサージオイルは買う?作る?

たくさんのブランドが妊婦さん用のマッサージオイルを商品化させています。
たっぷりのオイル…となると1瓶(200ml)を1ヶ月から2ヶ月で使い切る量です。

全身のマッサージをするには40〜50mlが必要です。
お腹だけであれば5ml以上が必要だと思います。 作るのは面倒だなと思えば、良い商品がたくさんあるので購入するのが良いでしょう。
市販のオイルは簡単に買えますが、お値段が高いものもあります。
高価でたっぷり使うのは躊躇してしまうようだったら、
ぜひご自分でオリジナルオイルを作ってみて下さい。

オススメ!市販のストレッチマークのためのオイル

Weledaの妊婦向けオイルとクリーム

私はweledaの商品が大好きです。
セラピストでもあるので基本的な化粧品は全て自作するのですが、
たまに市販で販売されているハーブや精油の商品を購入して試したくなります。
その時は迷わずweledaを選びます。

実際、私は3回の妊娠中、
自分で作ったマッサージオイルとweledaのオイルを併用して使っていました。
出産後の赤ちゃん用ボディソープやボディクリームも愛用品です。
セラピストから見ても安心して購入できるブランドです。

最近はボディクリームも出たのですね。
オイルのベタつきが好みでない方はクリームが良いかもしれません。

AMOMA

助産師の浅井貴子さんが監修しているAmomaです。
こちらのブランドも品質が確かです。
私はマタニティ&産後期間中にハーブティーを愛飲していました。
オイルは使ったことがありませんが、大容量を販売しているので価格的に使いやすいかなと感じます。
植物油も米油とマカデミアナッツオイル配合で栄養価も高く、伸びが良いオイルです。
精油はパルマローザ、フランキンセンス、マンダリンと優しくフローラルな香りです。
妊婦向けの非常に良いブレンドだと感じます。

iHerb

アメリカから個人輸入できるiHerbです。
最初に紹介したweledaもiHerbで購入すると少しお値段が日本で買うよりも、お安いです。
他に購入したいものがあるなら5,000円以上から送料無料になるのでiHerbでお得にお買い物ができると思います。
ハーブティーやハーブコーヒー、スパイス、サプリメント、プロテインなど色々なものが販売されています。
私もiHerbで愛用しているものがたくさんあるので1ヶ月に1回ほど購入しています。
必ず購入するのがsimply organicのハーブやスパイス、Yogi teaです。

simply organicは容量が多くて、日常的にハーブやスパイスをたくさん使うので助かります。
yogi teaは、どのブレンドティーを飲んでも美味しいので、
試飲しなくても安心して色々なフレーバーを購入して楽しめます。

その他に妊婦さんにオススメなのは、たんぽぽコーヒーや妊婦向けハーブティーがオススメです。
たんぽぽコーヒーは体を温めてくれますし、巡りも良くなります。
妊娠中は水分の代謝が悪くなりやすいですし、疲れも溜まりやすいです。
たんぽぽコーヒーのデトックスさせる排出力でむくみをスッキリさせ、
体を中から温めるようにするのが大切です。
他にも、赤ちゃんのためのクリームや石鹸、離乳食も販売されているので
チェックしてみると楽しいですよ。

オリジナルで作る妊娠線用アロママッサージオイル

作り方

【材料(出来上がり100ml)】
・植物油    100ml
・精油     10滴
・100mlボトル 1本

1.ボトルの中に100mlの植物油を入れる
2.好みの精油を10滴垂らす
3.ボトルに蓋をして、振って馴染ませる

小分けにしないのなら、購入した植物油のボトルに精油を垂らして
かき混ぜれば完成させる方法もあります。
いつ作成したのかラベルに書いておくと良いでしょう。

ボトルは遮光瓶が一番良いですが、
プラスチックボトルでも問題ありません。
プラスチックボトルは匂いが吸着されてしまうので、
1回使い切りにされて下さい。

植物油や精油を選ぶ

妊娠中にオススメの植物油

植物の芳香成分を含む精油は肌に直接つけることができません。
その精油を体に塗るためには希釈する(薄める)必要があります。

植物油は精油を薄め、肌に塗布できる状態にします。
肌に塗られたオイルはどんどん肌の中へ浸透し、
精油の成分を身体中に巡らせてくれるため、
精油を運ぶキャリアオイルとも呼ばれます。

アロマテラピーショップへ行くとたくさんの植物油が並んでいます。
アロマセラピストはマッサージの技術だけでなく、
たくさんある香り(精油)と植物油をお客様に合わせて選び、ブレンドする仕事でもあります。

妊娠中に良い植物油の特徴

妊娠中の肌に良いと言われる植物油は伸びが良いサラッとしたオイルです。
そしてビタミンなどの含有量が多く、栄養価の高いオイルは、
肌の痒みや皮膚が徐々に引き裂かれていく傷を癒してくれます。

具体的には…
ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、コメ油、カレンドュラオイル
です。

ホホバオイル

いくつか植物油をピックアップしましたが、
私が勧めるのはホホバオイルのみです。
私はアロマテラピーを始めて20年になりますが、ホホバオイルしか使いません。
リタルダンドでもホホバオイルだけを使っていますし、
私のストーンセラピーの先生もホホバオイルしか使っていません。
そのくらいにホホバオイルは他の植物油に比べて優れていると思います。

ホホバオイルの素晴らしさ

ホホバオイルの保存性

ホホバオイルは融点が非常に高いため(300度まで加熱可能)、
室内保存していても劣化する(酸化する)事がほとんどありません。
品質保持期間がほぼ無制限と言われています。

ブレンドオイルを作った事をすっかり忘れてしまって、
「これ何年前のオイルだっけ?」となってもホホバオイルであれば問題なく使用できます。
(ただし柑橘の精油をブレンドした場合は品質保持期限が6ヶ月となります。) セルフトリートメントに慣れていない方だと、余ってしまったオイルがポンと置きっぱなしに…
妊娠中に使いきれなくて、そのままにしてしまったなんて事も起こりやすいです。
数年後に使っても大丈夫?って思った時にも安心して使えます。
ほぼ酸化しないので、保管が悪くて結局捨てる羽目になる
という事が起こらないのがホホバオイルなのです。

ホホバオイルのテクスチャーと栄養

ホホバオイルには高い保湿力があり、そして皮膚の痒みなど神経皮膚炎に良いと言われています。
オイルの伸びはとても良く、人の皮脂と似た成分なので肌馴染みがとても良いです。
むらなく伸び、そして肌へとどんどん浸透していきます。

食用でよく使われるオリーブオイルは化粧品レベルのものも販売されています。
オリーブオイルは肌に良いオイルですが、とてもベタッとした粘性の高いオイルです。
伸びが悪く、浸透にも時間がかかるのでマッサージには向いていません。
オリーブオイルはスキンケアでも石けんの材料として、断トツででよい素材です
使い方が大切ですね

植物油は酸化し、劣化する

ホホバオイル以外の植物油は空気と触れ合うと酸化が始まります。
ボトルを開けると同時に劣化が始まるのです。

妊娠期娠中に勧められるスイートアーモンドオイルは特に酸化が早いオイルです。
もしスイートアーモンドオイルが配合されているブレンドオイルをお持ちの方は早めに使い切りましょう。

ホホバオイルは厳密に言うと植物油ではなく液体ワックスに分類されます。
植物油は代謝されるので食べることが可能ですが、液体ワックスは代謝されないので飲用する事はできず酸化もしません。

ホホバオイルがタオルや衣類についても安心

何度もお伝えしますが、ホホバオイルはほぼ酸化しないオイルです。
マッサージをする時にはタオルを敷くかもしれないし、
少し肌にオイルが残った状態で服を着るかもしれません。
ホホバオイル以外の植物油で数週間セルフマッサージをしたとします。
そのオイルが衣類に染みこんで、そして酸化をし始めます。
酸化したオイルは異臭を放ち始めるので、その衣類は着れ無くなってしまうでしょう
ホホバオイルであれば、衣類を傷める心配がありません。

妊娠中のブレンドオイルの濃度は?

妊娠中のトリートメントオイルの濃度は0.5%です。
100mlであれば最大10滴まで。200mlであれば最大20滴までです。

0.5%濃度はかなりの低用量です。
ほとんどの妊婦さんが安心して使える濃度だと思って下さい。
大きな病院へ通院することになった妊婦さんは精油の使用はしないようにしましょう。

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最大とお伝えしたのは、もっと少なくても良いからです。
1滴でも構いません。
濃ければ濃いほど効く訳ではないのです。
妊娠中の五感はいつもより敏感です。
妊娠中の肌もいつもより敏感です。
なので少なくても十分ですよ。

精油を使用せず、植物油のみで撫でるようにマッサージするのも心地よいです。
精油の使用は心配だなと少しでも感じているなら、植物油だけにしてみるのも良いと思います。

柑橘精油は痒みが出ないか確かめて

肌が敏感な人は柑橘系の精油に肌刺激を感じる事があります。
妊娠中は普段大丈夫なものでも、NGになる事があるので注意しながら使いましょう。

私自身は柑橘精油に反応したことありませんが、
生活の木で働いていた時に、かなり敏感肌なスタッフがいました。
こんなに精油でかぶれることってあるんだとびっくりした経験があります。
きっとご本人はそういう肌質だという事を分かっているので
かなり慎重に、希釈濃度を薄くするなど気をつけながらブレンドオイルを作っていらっしゃいました。

妊娠中は柑橘精油が安全に使える精油として代表的です。
けれど肌がかぶれたりしないかを確認して、
痒みが出た場合はすぐに洗い流すなどされて下さい。
拭き取るよりも、大量の水で洗い流すのが一番効果的です。
濃度を薄くすると反応しない場合もあるので希釈濃度を低めに作ってみて下さい。

リタルダンドのマタニティアロマトリートメントの際、
ほぼ柑橘精油をブレンドしてトリートメントオイルを作りますが、
今までに肌刺激を起こしたお客様はいらっしゃいません。
一般的には肌刺激を起こす人の方が少ないと思っていただいて良いと思います。
安全に精油を使って頂きたいので、注意はされて下さいね。

精油のブレンド比率

精油3種類をブレンドするならば、同量入れても良いですし、
3:3:4や2:2:1などブレンド比率を変えても良いです。
この辺りは感性なので、ご自分の感覚を信じて香りのブレンドも楽しんでみて下さい。

妊婦用セルフマッサージオイルのブレンド例

テーマ:Love 愛

・ローズオットーもしくはゼラニウム  2滴
・マンダリン 3滴
・フランキンセンス 3滴

ローズは妊娠中全ての期間で妊婦さんを助けるオイルです。
芳香浴は全期間OKですが、ブレンドオイルを皮膚に塗布するのは妊娠中期以降です。
ローズといえば”愛”が一番ピッタリくる言葉です。
妊娠中に感じる様々な感情を整えてくれるだけでなく、
パートナーと一緒に使えば、家族の愛を高めてくれるはずです。
しかしローズの精油はこの上なく贅沢な精油です。
ない場合はゼラニウムに代替して下さい。

マンダリンは妊娠中から産後、そして子供のケアにも最適なオイルです。
子供が心穏やかに気持ちを落ち着けてくれる優しい香りです。
妊娠してから、小さなお子さんがいるご家庭に1つあると役立つ精油です。

フランキンセンスは呼吸を促し、高まった気持ちを落ち着けるのに効果的です。
フランキンセンスの別名はオリバナムです。

テーマ:Reflesh 爽

・グレープフルーツ 5滴
・ティートリー 3滴
・パチュリ 2滴

グレープフルーツの爽やかな香りは気分を落ち着かせつつ、リフレッシュさせてくれます。
気持ちが落ち込んだ時に元気を与えてくれますし、
水分の代謝を促し、消化器系の不快な症状の改善にも役立ちます。
妊娠中に感じる不快な不定愁訴に向いている精油でしょう。

ティートリーは消毒・殺菌作用の強いオイルです。
皮膚の傷を癒やしたり、香りを吸い込むことで肺の感染症にも良いでしょう。
出産後の会陰の傷にも有効です。
お腹だけでなく、デリケートゾーンに優しく塗ってあげると不快な症状を和らげてくれます。

私は子供達と公園へ行く時には必ずティートリーもしくはラベンダーの精油を持参します。
子供が怪我をした時、虫に刺された時に、
この精油をティッシュに1滴垂らして傷に塗ってあげると、痒みや痛みを軽減させてくれます。

パチュリの精油は皮膚のアレルギーや湿疹などを緩和して、
ひび割れなどの傷の治癒を促してくれます。
便秘にも良いとされるので、妊娠中に起こりやすい腸のトラブルにも良いでしょう。
ただし、パチュリは根っこの香りと例えられるように少し独特な香りです。
苦手な場合はパチュリは入れずにブレンドオイルを作るようにしてみて下さい。

妊娠中の精油の使い方はこちらのページです。
毎日のセルフマッサージは妊婦さんがリラックスして過ごす為に、
そして肉体的・精神的な不調を整えてくれるのにアロマテラピーはとても役立つと思います。
体全体のリラクゼーションを感じたい時にはぜひリタルダンドのマタニティトリートメントも受けてみてくださいね。

参考文献

『アロマテラピーのベースオイル あなたを磨き輝かす30種類』
ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク 著
手塚 千史 訳

『アーユルヴェーダとアロマテラピー』
ライト・ミラー&ライアン・ミラー 著
上馬場 和夫 監修

『妊娠と出産のためのクリニカル・アロマセラピー』
デニス・ティラン 著
宮原 英二 監修
鈴木 宏子 訳

『聖なる香り サトル・アロマテラピー』
パトリシア・デービス 著
古賀 むつ美 監修・翻訳
清水 美冴 訳

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