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赤ちゃんから大人まで安心して使えるクリームの作り方

2023/11/16

だんだんと気温が下がると共に、肌の乾燥が気になる季節になってきました。
私のくちびるもカサカサ…
子供のほっぺもカサカサ…
特に子供達の肌ケアはこまめな保湿が大切です。
子供にも使えるクリームを作ってみようと思います。

ハンドメイドコスメ

赤ちゃんや子供の肌は敏感で未成熟

赤ちゃんや子供たちの肌って
瑞々しくて、ぷるんとしていて
本当に可愛らしい丸みを作り出します。

すごくモチっとしたお肌なのだけれど、
意外と子供の肌荒れって起こりやすいものです。
生まれたての赤ちゃんは特に肌が未熟な状態で生まれ、
乳児湿疹など起こりやすい状態です。

よだれでかぶれてしまったり、
少し大きな子になると、日焼けで肌がガサガサになったり。
成長が著しい時は、身長の伸びと共に
肌も引っ張られるので、
皮膚の薄い肘の内側や膝裏は痒みが出やすくなります。

クリーム作り

赤ちゃんや子供の肌ケアで気をつけること

子供であろうと、大人であろうと
肌ケアの基本的な考えは一緒。
こすらない・洗い過ぎない・保湿はたっぷりです。

こすらない

子供が愛おしくて
思わず触りたくなっても
ほっぺをさすり過ぎてはいけません。
肌ケアの基本は”こすらない”です。

スキンシップをするならば
ギュッと抱きしめてあげる方が
肌にはずっと良いです。

洗い過ぎない

毎晩の入浴は必要ですが、
洗い過ぎないようにしてみてましょう。

あまり汚れが強くないなら
シャワーで流すだけでもOKです。

我が家では
公園遊びをたっぷりした日、都会へ出かけた日は
しっかり洗う日です。

あまり埃っぽくない日は
脇・股・足だけを軽めに石鹸で洗うようにしています。

保湿をこまめにしっかり

私がベビーマッサージを教えて頂いた
マタニティセラピストスクールの原田香先生は
「よだれを1回拭いたら、1回クリーム」とおっしゃっていました。
そして、娘が通う皮膚科の先生も保湿クリームを全身に1日3回以上 とおっしゃっています。

とにかく子供の肌にはこまめに沢山保湿クリームを塗ることが大切です。
正直、そんなに塗れないのが現状ですが…。
理想はそのくらいだと思って下さい。

手作りクリーム

手作りのクリームも作り方は色々とありますが、
今回は水分を入れずに作るタイプです。
オイル系の保湿力の強いクリームを作ります。

材料

・植物油(今回はスイートアーモンドオイル使用):30ml
・シアバター:10g
・ビーズワックス:10g

アロマコスメ

スイートアーモンドオイル

スイートアーモンドオイルは伸びが良く、肌馴染みの良いオイルです。
オレイン酸を多量に含むため、美しく、柔らかな皮膚感をもたらしてくれます。
特に乾燥で荒れた肌を保護し、ケアしてくれます。
敏感な肌にも使えるため、ベビーマッサージでもよく使われるオイルです。

シアバター

中央アフリカで採れるシアバターは皮膚表面が乾燥し、
乾燥したことで微生物が体の中へと侵入するプロセスを防ぐとされています。
言い換えると、皮膚表面を保湿し、皮膚を滑らかに保つことで
外から侵入する様々な要素が体の中に入り込めないバリアを作ってくれます。
ビタミンEを含むシアバターは細胞保護剤として働きますし、
ビタミンAは角質化する肌を柔らかくし、健康的にしてくれます。

夏の紫外線を防ぐためにも、冬の乾燥を防ぐためにも
両方に役立つシアバターはクリーム作りの必需品です。

私がお勧めするメーカーはフレーバーライフのシアバター です。
シアバターって小さすぎる容器で高額だったり、
パウチに入っていて、取り出しにくかったり、
シアバターそのものを体に塗ろうと思ってもボソボソしていて、
テクスチャーがイマイチなものが多いです。

フレーバーライフ は40gと100gで選べます。
私としては容量が多くてコストが下がる100g一択です。
保存容器もシアバターの質感も素晴らしいです。
かかとや爪が乾燥しやすい方はシアバターのみを直接塗り込むのも良いです。

フレーバーライフ・オンラインショップで販売されている
アラレフアのハンドクリーム ・calmを使っていますが、
シアバターも配合され、天然精油の香りもマイルドで心地よいです。
匂いが強すぎず、ベタつきもほとんどないハンドクリーム
他の香りの邪魔をしません。
セラピストや料理人など、匂いにまつわる仕事をしている方にお勧めです。

ビーズワックス・蜜蝋

ツバチが巣を作るときに分泌されるワックスです。
アロマテラピーの素材は植物性のものを用いますが、
唯一の例外で動物性でビーズワックスが使用されます。

ビーズワックスは無垢材のオイルコーティングに使われたり、
本革の靴を磨く際のワックスや子供が使うクレヨンにも使用されます。
口の中に含んだとしても、安全性の高いワックスです。
融点が60〜67度のため、クリームに固さを与えてくれます。

配合のポイント

保湿力を高めるためにシアバターを20%の配合で加えました。
シアバターは全体の20%で、かなりしっとりとしたクリームに仕上がります。
5%加えるだけでも保湿力はアップします。

ビーズワックスは硬さを出すために配合します。
5%〜30%ほどの配合にすると良いでしょう。
硬いクリームが好みなのか、柔らかめが好みなのかで配合を変更しましょう。

スイートアーモンドオイルはナッツアレルギーの方は使用しないようにしましょう。
事前に腕の内側に少し塗って、アレルギー反応が出ないか確認してから使用されると良いです。

アロマ化粧品材料

作り方

1.全ての材料を耐熱容器に入れて、湯煎で溶かします。
2.1を容器へと注ぎ、固まったら完成

もう簡単すぎて、作り方は1行でいいんじゃないかって感じですね。
湯煎をしている時は熱いので注意しましょう!

作る時の注意点

シアバターの溶ける温度はだいたい40度
ビーズワックスは65度です。
ビーズワックスの融点が高いので、しっかり熱を加えないと溶けません。

竹串などを使って、混ぜてあげると溶けやすいですが、
ビーカーを湯煎の中で倒さないよう十分注意しましょう!!

シアバター

耐熱の容器に注げば完成です。
今回は私のリップとしても作ったので、別容器に少し取り分けています。

赤ちゃんケア、リップケアに精油を入れない理由

私は小さな赤ちゃんのケアや自分の唇のケアの際には
香り成分である精油は入れません。

大人であっても粘膜の多い場所や皮膚が薄く敏感な部分には精油を入れず、
植物油の保湿成分だけでケアをするようにしています。

私は3歳を過ぎるくらいの幼児から低用量で精油を使い始めます。
3歳になれば、香りの好みも確認できますし、
匂いが強すぎれば「くさい!」と意思表示もしてくれます。

精油には確かに有効な成分が沢山含まれるのですが、
薄くて敏感な赤ちゃんの肌には強過ぎると感じます。
自分自身の肌の感度を高めたい時も精油の香りを無くしたり、
少ない容量で使うようにしています。

もちろんリップケアでも精油を入れることは可能です。
自分好みにできるのが手作りの醍醐味です。
皆さんも色々と試しながら、自分にとって心地よく使えるオイルの配合や
香りの配合を見つけてみて下さいね。

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